MAの整音作業や準備作業がMA室以外のどこででも可能になる、コンパクトで移動のできる、題して「どこでもMA」システムが出来上がりました!
きっかけは、空いている編集室の有効活用です。

弊社では、MA室の数が編集室に比べて少ないので、繁忙期は、スタジオが足りなくなることがありました。
しかし、編集室もどの部屋もどの部屋も24時間フル稼働しているわけではありません。
この日は、この部屋が空いているという隙間時間が必ずあるので、そこをMAスタジオとして活用したいと思いついたのです。

どこでもMAシステムを運ぶスタッフ
機材としては、AVID社のPro tools studioに既存のMA室と同じプラグインソフトをインストールしたMac ProをメインにArtist Mixやモニタースピーカー、モニターディスプレー等、MAに必要な機材を超!コンパクトなワゴンにまとめて移動できるようにしました。

編集室でMA作業をするスタッフ

第5編集室

さらにこのシステムの最大の特徴は、ケーブル1本で編集室がMA室に早変わりできる点です。

パソコンの画面
具体的には、編集室内のモニタースピーカー、モニターテレビ、VUメーター等がそのままMAシステムとして利用できるようにしました。

1本のケーブルを持って見せるスタッフ
また機材に不慣れなスタッフでもたった1本のケーブルを差し込むだけ!面倒な設定や配線は全く必要がありません。
手軽に『どこでもMA』ができます。

しかも構想からたった1週間で完成し、完成した翌日に運用開始できたことは、さすが、思い立ったらすぐにやる!がモットーのエムジェイだと自負しております。

次は、「どこでも編集室」を予定しています。

どうぞご期待ください。